① 診察室で問診と検査

診察室では最初に症状や部位・程度・経過・原因などをお伺いさせて頂きます。

治療の参考とさせていただくために、日々の生活習慣、お仕事の内容、飲んでいるお薬などについても伺うことがあります。

必要に応じて触診を行い(治療部位などに触れます)症状を確認・原因を見つけます。また、病院などの検査結果、経過などと合わせながら治療方針を決めていきます。

② 治療の開始

鍼の施術

当院では全て使い捨て鍼を使います。ステンレス製で日本製のものです。感染症の心配はありませんので安心してください。

治療で主に使う鍼は非常に細い針で、太さは0.12ミリの極細鍼です。髪の毛ぐらいの細さです。長さは4センチ程度の鍼です。

鍼を打つツボは、症状と状態に合わせて院長が、最も良いツボを選んで施術します。

この鍼を、鍼管と呼ばれる合成樹脂製の筒を使い、無痛で刺入していきます。鍼を刺す深さは1~3ミリ程度です。ツボ(経穴)を刺激するにはこの位で十分です。ただ、症状が強い場合にはもう少し深く刺入することもありますが、ほとんど痛みはありません。

ツボ(経穴)に刺入した鍼はそのまま10~20分程度置いておきます。場合によっては、鍼を上下に回したり、振動させたりして刺激を与えます。これにより、身体の変化を促します。この間はお休み頂いています。ぐっすり眠られている方がほとんどです。

お灸の施術

お灸とは、もぐさと呼ばれるヨモギの葉の裏の白い綿毛を生成したものです。

お灸には、もぐさを直接皮膚に乗せる直接灸と、もぐさと皮膚の間に空間を開ける間接灸があります。当院では間接灸を行います。間接灸は熱さを感じにくく、火傷の心配もありませんので安心です。とても気持ちの良いものです。

お灸をツボ(経穴)の上に置いて火をつけます。その状態で5分程度置いておきます。この熱刺激により、ツボ(経穴)が刺激され身体を戻していきます。

③ 今後についてのご説明

鍼灸治療の後、院長室にて症状の原因・治療・今後について説明をさせて頂きます。

出来る限り分かりやすく説明をさせて頂くように努めています。ご自身の身体の状態について知ることは回復にとってとても大切なことです。分かりにくいことがあれば遠慮なく聞いてください。

睡眠、食事、運動などの生活習慣の改善や、お飲みの薬についてもアドバイスをさせて頂きます。この時、今後の施術ペースを提案させて頂きます。

※次回は10分前までにお越しください。受付にて次回のご予約をお取りします。

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